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「81」というコードを起点に、東京から新しい音楽体験を。

 

2026年6月27日(土)、東京・お台場のTOYOTA ARENA TOKYOで「81 MUSIC FESTIVAL」が初開催されます。

「81」という日本の国番号を冠したこの新しいフェスティバルには、THE KID LAROI、R3HAB、MRAK、JOHN MARTIN、VINI VICI B2B MR.BLACK、NIGHT TEMPO、ALAN SHIRAHAMA、3LI¥EN、MARVYと、ジャンルや国境を越えたアーティストが集結します。

今回は海外アーティストを招聘するだけのフェスティバルでもなく、国内シーンだけで完結するフェスティバルでもありません。
東京・お台場から、世界と接続する新しいカルチャーの場をつくるという想いから立ち上がった81 MUSIC FESTIVALについて、Executive Producerを務める吉山勇樹氏に取材しました。

 

Q. まず、81 MUSIC FESTIVALを開催することになった背景を教えてください。

 

私自身、EDC JAPANやGMO SONIC、大阪万博・メインアリーナでのCOMMON GROUND MUSIC FESTIVALなど、様々なフェスティバルや音楽イベントに関わってきました。また、アーティスト・DJとしても30年間に渡りシーンに関わり、Tomorrowlandをはじめ海外フェスティバル・イベントにも多数出演してきましたが、その中で常に感じているのは、日本というプラットフォームを世界が求めていること、そこから発信できる無限の可能性を秘めていることです。

東京は、世界的に見ても非常に魅力のある都市です。食、ファッション、アニメ、アート、テクノロジー、ホスピタリティ。これだけ多様なカルチャーが高いレベルで存在している都市は、なかなかありません。一方で、音楽フェスティバルという領域では、もっと東京発、日本発で世界に届くような表現ができるはずだと感じていました。

「81」は日本の国番号です。単なる数字ではなく、日本から世界へつながるコードのようなものだと捉えています。81 MUSIC FESTIVALは、日本のカルチャーや都市のエネルギーを起点にしながら、海外のトップアーティスト、国内外で活躍する日本発のアーティスト、そして次世代の才能が交差する場所にしたい。そういう想いから、このフェスティバルを立ち上げました。

 

Q. フェスティバルのコンセプトとして大切にしていることは何でしょうか。

 

一番大切にしているのは、「日本発でありながら、世界と接続するフェスティバル」であることです。「81」は日本の国番号です。だからこそ、このフェスティバルは最初から日本という文脈を背負っています。ただ海外アーティストを招聘するだけではなく、日本から世界へどう発信していくか。その視点を大切にしています。

もうひとつ大切にしているのは、「ジャンルで分断しない」ということです。

EDM、POP、ヒップホップ、ハウス、テクノ、トランス、レイヴ…ジャンルは無数にありますが、音楽シーンは本来もっと自由で、もっと混ざり合っていいものだと思っています。
今のリスナーは、ジャンルだけで音楽を聴くというより、気分や体験、感情で音楽と出会っていると思うんです。だからこそ81 MUSIC FESTIVALでも、好きなアーティストを目当てに来た人が、帰る頃には別のジャンルや別のアーティストにも出会っている。そういう「音楽の入口が広がるフェスティバル」にしたいと考えています。

 

Q. 国内外にも多くの音楽フェスティバルがありますが、81 MUSIC FESTIVALならではの違いはどこにあるとお考えですか。

 

私たちが大切にしているのは、「81」という日本の国番号を起点に、日本発のカルチャーが世界と接続していく場をつくることです。世界で生まれたフェスティバルの国内誘致はブランディング的なやり易さもありますが、日本初のブランドが世界に船出するというのもチャレンジングではないですか。
世界のトップシーンで活躍するアーティストと、日本やアジアの文脈を持ちながらグローバルに発信するアーティストが、同じ空間で交差する。海外のものを日本に持ってくるだけではなく、日本から世界へ向けてどう発信していくか。そこにこのフェスティバルの意味があると思っています。

フェスティバルが開催されると、世界中からアーティストが集結するだけでなく、ゲストの皆さんも旅の目的の1つにフェスティバルに参加することを選択されます。これはフェスティバルへ参加するだけではなく、その国の文化に触れ、数々の体験を通じたその国の魅力を享受する機会になっているわけです。
事実、EDC期間中のラスベガスやADE中のアムステルダムへは数百億円の経済効果があると言われます。これはフェスティバルそのものではなく、ディスティネーション型イベントが引き起こす波であることは間違いありません。

さらに我々のアイデンティティともいえる国番号をモチーフにした81というIPはフェスティバルのみならず、アート、クリエイティブ、ファッションなど多種多様なプラットフォームになり得る可能性を秘めていると考えています。

 

Q. 今回のラインナップを踏まえた見どころを教えて下さい。

 

APEXと言うヘッドライナーを超越したポジションでブッキングさせて頂いたTHE KID LAROIですが、やはり先日のCoachellaでのジャスティンビーバーとの共演はみなさんの記憶にも新しいと思います。
若干22歳でありながら世界のポップシーンを象徴する存在で、ダンスミュージックだけではなく、ポップ、ヒップホップ、オルタナティブな感性を横断していて、若い世代にも強い影響力がある。81 MUSIC FESTIVALが目指す「開かれたフェスティバル」を象徴するアーティストだと思っています。

R3HABは、世界中のフェスティバルで圧倒的な実績を持つDJ/プロデューサーです。彼とは長年のお付き合いになりましたが、今回はワールドプレミアとして、世界に先駆けた素晴らしいショーケースを約束してくれました。ダンスミュージックの高揚感やフェスティバルらしい一体感を、最もわかりやすく体現できる存在だと思います。

さらに待望の初来日となるMRAKです。2年前のGMO SONICでANYMAの初来日を実現させましたが、Afterlife、TALE OF USの相棒である彼がどんなステージを見せてくれるかは、日本のファンのみなさんからしても未知数の期待があるのではないでしょうか。制作に集中している彼は新曲もたくさん投入してくれそうな気がしています。

そしてJOHN MARTIN。もはや彼の歌声なくしては世界中のフェスティバルでの大合唱はないと言っても過言ではないでしょう。Swedish House MafiaのDon’t you worry childやSebastian IngrossoとのReloadなど今からトヨタアリーナに響き渡るのが鮮明にイメージできます。

VINI VICI B2B MR.BLACKについても日本では初となるB2Bセットが実現できました。トランシーかつハードでありながらもキャッチーで耳馴染みの良い楽曲が多く、まさに踊れる、フロアーライクなアーティストですね。

さらにNIGHT TEMPO、ALAN SHIRAHAMA、3LI¥EN、MARVYと、日本やアジア、グローバルをつなぐアーティストも加わっています。特にNIGHT TEMPOは、日本の80年代ポップスを現代的に再解釈して世界へ届けている存在ですし、ALAN SHIRAHAMAはEXILE、GENERATIONS、PKCZ®としての活動に加えて、DJ/プロデューサーとしても海外で存在感を高めています。海外のビッグネームだけでなく日本発のカルチャーやアーティストが同じステージで世界と接続していく構成が実現しました。

 

Q. TOYOTA ARENA TOKYOという会場については、どのように考えていますか。

 

お台場というロケーションは、東京の中でもとても象徴的な場所ですよね。海があり、開放感があり、観光地としての華やかさもある。その場所に新しく生まれたTOYOTA ARENA TOKYOで開催できることには、東京発のフェスティバルとして大きな意味があります。

また屋内アリーナなので、天候に左右されず、音響や照明、映像演出のクオリティも追求しやすい。フェスティバルというと、どうしても屋外で体力勝負のイメージを持つ人もいると思いますが、未成年の方含めて、初めてのフェスティバルでも快適に、安心して楽しめる環境を作りたいと思っています。大阪万博でのフェスティバルのプロデュースをした際には、老若男女問わずはじめての参加者がたくさんいらっしゃったんですが、実に自由に皆さん楽しんでいらした印象が残っています。フェスティバルやダンスミュージックに対する偏った見方はまだまだ多く、様々な垣根を超えて純粋に音を楽しむ機会がこの国には少ない気がします。文化を創造するには、そういった機会に触れることが最も重要だと思っています。

フェスティバルは、単にライブを見る場所ではなく、価値観が広がる場所だと思っています。知らなかったアーティストに出会ったり、隣にいる人と同じ曲で盛り上がったり、帰る頃には少しだけ世界の見え方が変わっている。そういう体験を届けたいです。

 

Q. 最後に81 MUSIC FESTIVALを、今後どのようなフェスティバルとして育てていきたいですか。

 

繰り返しになりますが、本フェスティバルは日本のアイデンティティともいえる国番号「81」をモチーフにスタートしています。

だからこそ、音楽を中心にしながら、ファッション、アート、映像、フード、テクノロジー、観光、ナイトカルチャーなど、日本発のさまざまなカルチャーが世界と接続していくプラットフォームにしていきたいです。イベントを通じた体験だけでなく、年間を通じたコラボレーションやコンテンツ発信、都市やブランドとの連携も含めて、「81」という名前のもとに新しいカルチャーが生まれていく状態を作りたいですね。また日本という世界から常に注目される文化発信拠点を起点として、国内はもちろん、アジアや世界中の才能に脚光が当たるような場づくりにつなげていきたいと思っています。

当日は、好きなアーティストを目当てに来ていただくのはもちろんですが、ぜひ最初から最後まで、いろいろな音楽との出会いを楽しんでほしいです。メロディ、歌声、映像、会場の空気、そしてそこに集まる人たちのエネルギー。すべてが重なった時にしか生まれない瞬間があります。81 MUSIC FESTIVALを、みなさんと一緒に新しいカルチャーの始まりにしていきたいです。2026年6月27日、お台場でお会いしましょう!

 


 

81 MUSIC FESTIVAL Executive Producer
吉山 勇樹

EDC Japan(2017-2019)、GMO SONIC(2023-現在)といった日本を代表するダンスミュージックフェスティバルのExecutive Producer。大阪万博2025においてはオランダ大使館との共催によるCommon Ground Music Festivalを総合プロデュース。
自身が代表を務めるコンサルティングファームではマーケティング、ブランディング、イベントプロデュースをはじめ、経営・組織開発・人材領域に至るまで幅広い領域での問題解決に25年以上従事。著書累計90万部。
外資系ホテルグループにおけるエンターテインメント関連の総括や日本が世界を魅了する食の領域においても様々なコラボレーションやイベントを成功に導いてきた。外資系投資ファンドや大手百貨店、ラグジュアリーメディア等においてもライフスタイルコンテンツプロデューサーとしてハイブリッド型のコンテンツキュレーションを実施。
音楽活動は自身もDJ・アーティストとして30年以上に渡り活動し、オリジナル楽曲も多数ワールドリリース。Tomorrowland Belgiumへの2年連続出演、Tomorrowland Winterへの日本人初出演、EDC Las Vegas、Thailand、China、Koreaなど、世界を代表する大型フェスティバル・イベントには15カ国以上で出演。日本を代表するトッププロデューサーとして世界中をフィールドに活動中。

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